会社は誰のものなのか。様々な考え方があり、答えは一つではないと思いますが、実際には株主が優位な存在であるのが現状です。
株主は会社の所有者であり、株主総会にて会社の重要事項は決定されます。また、会社の利益は最終的に株主に全て還元(配当)される仕組みになっているからです。
会社で利益を上げるために働くのは、その会社の社員です。社員が利益貢献のため懸命に努力しても、業績によって賃金の浮き沈みが大きく、成果の果実を得るには縁遠い存在になってしまっています。
私たちは、ここに一石を投じます。会社が株主のものなのであれば、そこで働く社員が株主になればよいのです。そうすることによって、会社の利益と成長を社員に還元出来るようになるのです。ただし、株主である以上リスクも背負います。リスクは、日々の活動でコントロールすればよい。株主と社員のロールを使い分けることで、私たちは自らに還元された利益と成長を社会へ還元出来るようにするのです。